今年はじめじめとした梅雨が長く続きましたが、これからが夏本番! 日本の暑い夏がやって来ます。
夏のゴルフは、プレー前から汗でからだがべとべと状態、中にはスコアが悪くて心もべとべと(スッキリしない)と思っている人もいるのではないでしょうか? そのような時、皆さんはどのようにして気持ちを新たにしていますか? 冷たいビールで乾杯! それもいいですね。 しかしそれでは気分は良くなりますが、疲労が増すばかりです。 また、帰りの運転もできませんよ。 プロゴルファーもシーズン中に幾度となく、この不快なべとべと状態を経験していますが、そのたびに爽快な気分にさせてくれるのがお風呂! シャワー! 皆さんの中にも、常々そう感じている方がいるのではないでしょうか。
ところで皆さんは、お風呂派? シャワー派? からだだけ洗って気分を一新するには、シャワーでも十分ですが、からだの疲れを取るのには“お風呂が一番”です!
そのようなゴルファーのためにゴルフ場では、疲れた体と心を癒すような工夫がいろいろとなされています。 サウナ、バイブラバスなど定番あり、中には天然温泉あり、薬草湯やマッサージルーム、垢すりなどを完備、また竹踏みやつぼを刺激する道具なども用意しているようです。 お時間がある方は、是非試してみて下さい。
しかしお時間がない方や、帰りの運転のことを考えると、お風呂はさっと入ってさっと出る人や、シャワーだけといった方が多いのではないでしょうか。 それでいて家に帰ってからゆっくりとお風呂に入るという方に、この夏のお風呂の入り方をご紹介しましょう。
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大量に出る汗は、ほとんどが真水です。 しかし、汗が肌に永く止まっていると肌(角質)を傷つける原因にもなりますので、プレー後早めに洗い流しましょう。
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ぬるめのお湯(38℃前後)に、ゆっくりとつかりましょう! 血行を促進させ、からだにたまった疲労物質(乳酸など)も効果的に代謝されます。また、からだを休める神経(副交感神経)の作用が強くなるため、心身ともにリラックスし、疲れも取れ、気持ちよく眠りにつけます。 湯上り後、体がほてることで気持ちよく眠りにつけない人は、さらにぬるめのお湯(36~38℃)がお勧めです。 |
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半身浴を経験しましょう! 全身浴ですと水圧が強く、心臓や肺に負担がかかり、疲労感を生むと言われています。 半身浴ですと、その水圧が少なくなり、一般の方はもちろん、高血圧の方や心臓に不安のある方も心地よく入浴することができます。 また、長時間入浴することができ、からだの芯から温まります。 |
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「清涼タイプの炭酸ガス系入浴剤」が、疲労回復に効果抜群! 清涼タイプの炭酸ガス系入浴剤を入れておくと、お湯がねるめでも、さら湯の場合より入浴効果が高まり、血行が促進され、疲れが取れやすくなりま
す。 また、湯上り後の汗もかきにくく、スッキリ爽快です! |
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入浴中・後の足のケアを忘れずに・・・・ 入浴中:足(下腿前面&ふくらはぎ)のマッサージをしましょう! 入浴後:足首を動かして、足首の柔軟性を獲得しましょう! |
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下腿前面のマッサージ 足首から膝の方向へ、親指で押すようにしましょう |
ふくらはぎのマッサージ 足首から膝の方向へ、手のひらでさするようにしましょう |
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足首の背屈 つま先をからだの方へ反らしましょう |
足首の底屈 足首をまっすぐにしましょう |
夏はお風呂に入って疲れを取り、ゴルフのスコアをアップさせよう! |